ナナライ2nd終わってしまいましたね。
正直始まったことすらまだ受け止めきれてないみたいなところがあるんですが、この時間を共有できて本当に幸せだなと思ったし、生きていてよかったなと、何度も何度も噛み締めてしまいました。
ずっとずっとこの時間が続けばいいのに、ずっとずっと夢を見ていたい、そんな風に思い倒した2日間でした。
昨年1stライブが終わってから、いつまで経ってもメッゾライフドームから帰れず、毎日ライブの余韻に浸りながら円盤の発売を待っていたところに2ndライブの発表。忘れもしない1月7日でした。(余談ですが、私はアイドリッシュセブンが記念日を沢山作ってとても大事にしてくれるところが記念日に張り切ってサプライズを沢山用意してくれる恋人っぽくて大好きです。4部の更新は命がかかってるので早めに教えてください。)
しかも、昨年の1stライブからちょうど1年後。奇跡みたいに、運命みたいに、7月7日の「アイナナの日」は今年も週末でした。天の川では織姫と彦星が1年に一度だけの逢瀬を交わす、そんな素敵な日に行われるライブに「REUNION」=「再会」というエモの塊みたいなタイトルをつけてしまうこのコンテンツのことがやっぱり好きだなと思ったことをよく覚えています。
運営の抜かりのなさに慣れすぎてしまった私は、このとき、1stのあとに2ndを計画するのはスケジュール的に厳しいので、「最初から2年計画だったんだな~!だから衣装もめちゃめちゃに気合が入ってるんだな~!流石!」と思ってたんですが、全然そんなことなくてひっくり返りました。よくもまああの会場とあのキャストのスケジュールをあの段階で2日間も押さえられたな。
1stの時もライブのいろいろに期待しすぎないようにしようと思っていたんですが、2ndは2ndで、1stがあまりにも全てにおいて良すぎたので、「それを超えられるのか?」という不安がありました。
「絶対にやってくれる!」という気持ちと、1stが本当にとびきりに幸せで素敵な時間だったので、「それを超えるものって何!?」という気持ちが己の中で戦いを繰り広げていました。思い出って時間が経てば経つほどどんどん美化されていくものなので、そのせいで2ndへの期待値が高くなりすぎて、実際行ったときがっかりしたくないな…と思ってしまったり。でもやっぱり嬉しいし、楽しみだしで、いろんな葛藤を抱えながらライブまでの準備を念入りにしました。
当日、始まってしまったら、今年も「杞憂~~~~~~!」と思いました。この世の幸福を全てあの2日間に詰め込んだみたいな、涙が溢れて止まらないくらい愛に溢れた素敵な時間でした。
私は、本当に本当に幸運なことに2日とも現地参加することができたのですが、会場入りしてライブの開演を待つ時間が世界で一番幸せな時間で、しくしく泣いていました。
まずアイドル達に会える時間と場所が用意されていて、アイドル達も元気そうで全員出演ができそうで、チケットを譲ってくれる人がいて、遠征に成功して、自分も元気で、トラブルに見舞われることなく、ただただ楽しみだなという気持ちでライブを待っていられることが、奇跡以外の何ものでもなくて。こんな素敵な時間をくれて、ありがとうと、たくさん思いました。
始まってしまうと、もう何が何だかわからないままべっちゃべっちゃに泣いて笑って頷いて「ありがとう」「うれしい」「たのしい」などなどのハッピーすぎる感情にドカドカ支配されてしまって記憶がほとんどありません。円盤明日出ないかな。
ナナライの素晴らしいところは昨年のブログにも書いたのですが、アイドリッシュセブンというコンテンツは本当にお金の使い方が上手なんですよね。使って欲しいところに惜しみなくお金をかけてくれる。
おかげであの素晴らしすぎる衣装やえっちな手袋を見るたび「久しぶり私のドブガシャ~~~~!お前こんなに立派になって…!」と思えてよかったです。あのガシャを回した瞬間のデンッデンッデンッで演出が止まってしまった瞬間の筆舌に尽くしがたい虚無感が一気に報われた気がしました。
今年は人数増えて衣装も増えたはずなのに、相変わらず「もういいよ!」と言わんばかりにハイクオリティの衣装が次々に出てきて暴れてしまいました。衣装本絶対今年も出して欲しい。
吹き上がる噴水や炎、ジャ〇ーズで見たことあります!!みたいなムビステとか円柱型のモニターにも「私の金が…こんな素晴らしいことに使われて…」といちいち感動できて最高でした。大好きです。
さらに今年は、昨年以上にセトリや演出が素晴らしかった。アイナナのアイドルたちが絶賛する紡マネージャーの演出もこんな感じなのかなと思わせられるような、圧巻のステージでした。
特にŹOOĻで熱狂したあとに突きつけられた十ソロから始まる願いの演出、「セトリを作った人間、人の心がないのか!?」と思ってしまいました(最高でした)
正直、ŹOOĻが出てきた時、アイナナ世界線のファンがこんなに生意気で反抗的で攻撃的なユニットなのに直ぐに「ŹOOĻ最高!」とか言って熱狂して行ったの、イマイチ理解出来てないところがあったんですけど、もうライブを見たらバチバチにかっこよくて、あの世界線のファンの気持ちがめちゃめちゃに理解ってしまった。
そして、ŹOOĻかっこよかった!!!!ってアドレナリンドバドバ出てる中に、昨年と違ってバックダンサーなしで、たった三人で出てくるTRIGGERの対比がエグすぎて罪悪感のようなものに苛まれながら情緒をかき乱してくる感じがアイドリッシュセブンだな…と思いました。
だってライブ見に行っただけなのにアイドリッシュセブンの登場人物になってしまうなんて思わないので…。
でも、あのŹOOĻのパフォーマンスはレッフェスを終えたあとの、音楽と真摯に向き合えるようになった4人だったから見られたパフォーマンスだったなと思いました。
IDOLiSH7のメモメロの噴水の演出とかリスポの回るステージとか、Re:valeの星巡りや高すぎるリフターとか、TRIGGERの強すぎる新曲とかもう全然語り尽くせないけど、私たちを喜ばせるための思いやりがいっぱい詰まったライブで、本当によかった。
正直、ソロが来て欲しい気持ちもありつつ、でもそうなると時間が足りないのでユニット曲でぶちかまして欲しい…!という気持ちもありつつ、終わってみたらやっぱり全部ユニット曲で、このコンテンツへの信頼度がまた上がってしまったなあと思いました。
たった4ユニットで、ユニット曲だけでライブを構成するのは本当に大変だと思います。それはキャストの負担もあるし、飽きないような演出やセトリを考えるのももちろん。キャストも運営も当たり前のように2年間ユニット曲だけでライブをやっているけど、この人数で、あの知名度のキャストで、ちゃんとMCの爪の先までアイドルを大切にしてくれて、ここまで濃いライブを創りあげているコンテンツをほかに知らない。
いつかソロも聞きたいけど、2ndを経て、このライブができる運営ならきっとソロが披露される時も満足のいく内容を提供してくれるだろうなと思いました。
そして、やっぱりキャスト様方の愛に今年もたくさん泣かされました。私は、アイドルのことも声優さんのことも好きですが、キャストが「キャラクターのことが好きなんだな」「大事にしてくれているんだな」と感じられる瞬間を目の当たりにすることがいっとう好きです。
キャストにとってはたくさん演じているキャラクターの中の一人であり、どのキャラクターも大切なキャラクターであることは重々承知していますが、アイドルコンテンツにおけるライブでは、どうしてもキャストの行動がキャラクターとよりリンクしてしまいます。キャストの言動ひとつとっても、声優さんが好きな自分はすごく満足だけれど、キャラクターを好きな自分がその言動を上手に消化してあげられないことがある。それがとても心苦しくなるし、やっぱりいつまでたっても、本職じゃないのにステージに立ってくれてるのに、歌ってくれて、踊ってくれてるのに、と気持ちに折り合いをつけていくしかないことなのか、アイドルコンテンツの難しいところのように感じています。
だから、キャストがキャラクターを大事にしている姿を見せてくれるととても安心しますし、自分を肯定されているような気持ちになります。
ナナライはそんな瞬間に溢れていて、キャストもキャラクターが大好きなんだなとか、愛してくれているんだなというのがとてもよく伝わるので本当に嬉しいです。(もちろん、それらを全て言動ではなく、歌や表情や見えないいろんなところに乗せて下さるキャストさんもいるので、見えているものが全てではないはずです。)
アイナナのキャスト様方の、アイドル達と二人三脚で手をつなぎながら、一緒にステージに立って下さるところがとても好きです。キャストの言動ひとつひとつに、キャラクターへのリスペクトと愛が溢れていて、「そこまでやらなくたっていいのに」がたくさん詰まっているので、私も同じようにキャラクターのことを大切にしたいと思わせられます。ありがとう…。
今回のナナライの最後の挨拶で、センターである小野さんが「来年も再来年も、10年後も20年後も」という未来について言及をしてくださいました。
私は、アイドルとは、明日解散するかもしれなくても、未来のことなんて何もわからなくても、約束をくれるものだと思っています。
ひとつのものをずっと好きでいると、必ず不安になる瞬間があって。好きな人が事故にあったら、病気になったらどうしようとか、心無い人のせいでひどく傷つくようなことがあったらどうしようとか、活動をやめたら、もう二度と会えなくなってしまったらどうしようとか。不安になるその瞬間、守れるかもわからない、きっと守れないだろうなとわかってる約束でも、自分の心に寄り添ってくれる魔法の言葉になったりする。守れるとか守れないとかは重要ではなくて、無責任とも取れるかも知れないけれど、その言葉を言ってくれることがやっぱり嬉しい。
きっと、小野さんがあの言葉を紡いでくれた瞬間、ステージに立っているキャストも、私たちも、みんな「そうだったらいいな」と思ったはずだし、20年後ももっとその先もここにいるアイドル達と同じ景色を見ていたいと思いました。
ライブの最後、1stで心臓の鼓動の音とともに披露された「はじまりの歌」モンジェネで締め括られ、平成が終わっても令和になってもアイドリッシュセブンは「時代を駆けてく」コンテンツなんだと思えて、涙が溢れました。いつまでも、どんなに時代が変わっても、一緒にいつまでも時代を駆けていきたいなと、純粋に思えた。
アイドリッシュセブンのアイドルは二次元の存在で、人間よりももっともっと長い時間を生き続けられるはずなのに、生身の人間のように終わりに怯えるなんておかしいけれど、でも、そう思わせる儚さと切なさがアイドルという存在にはやっぱりあるんだろうなと思います。
虹(二次)を越えた先に彼らが何を掴むのか、これからも一緒に歩いていきたいなとそんな風に強く思わせられたライブでした。
好きなものを好きだと叫べる場所を今年も用意していただいたことが本当に幸せです。
ひとまず、ライブに関わったすべての皆様、最高のステージをありがとうございました!
ここまで読んでくださってありがとうございました。読みにくい文章を生成してしまい申し訳ございません。ここで述べていることは主観的な意見になりますので、何卒ご容赦ください。円盤が出るのが楽しみですね。
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